令和になってから自然災害に見舞われる昨今ですが、台風や急な大雨の前後に体調を崩される方は少なくないのではないでしょうか。
自覚症状は少なくても寝つきが悪い、なんとなくだるいといった症状を訴える方は多いかと思いますが、その原因はいくつかあります。
最も影響してると言われているのは気圧の変化です。
気圧の変化を感じる器官は自律神経に支配されており、気圧の変動によってこの器官が活発になることで自律神経系が興奮し、痛みを感じやすくなると言われています。
この場合気圧の変化よって影響を受けるので台風に限らず梅雨時などの天候や気温の変動が激しい季節にも見られる症状となります。
もう一つ昨今問題となっているのはPM2,5を代表とした有害な微粒子です。
強風によって巻き上げられる、または近隣の国から飛んでくる微粒子を取り込むことで体内に蓄積し、神経や筋膜、骨膜に影響を及ぼすと考えられています。
神経系、筋膜、骨膜などに異常が起きるとリンパ系などの免疫や代謝に関わるものの機能が阻害され、大きく体調を崩すことになります。
台風の前後で起きる可能性のあるこれらの症状は病院では数値として出ないため、ご自身の自覚症状による判断でこれらのバランスを整えなければなりません。
台風の前後にはいろいろあわただしいかとは思いますが肉体的、精神的に少し余裕が出来た際には台風の事後処理やなどによる疲れを取るだけでなく、体全体のバランスを整えることを考えてみてはいかがでしょう。