人の体の構造が年齢によって違ってくるのは知識としても実感としても御存知かと思いますが、具体的な違いについて簡単にご説明したいと思います。
乳幼児は成人と違って軟骨をはじめとした柔らかい部分が非常に多く、柔軟性が高い状態です。
しかし胎盤内や出産時に受けたストレスなどによる問題を抱えていることが多くありますが言葉を話せないため気づかれないことも多々あります。
骨折や捻挫のような怪我は柔軟性が高いので比較的しにくいですが、先天性の問題や免疫、消化器系の問題は早期に発見、治療することが重要になります。
思春期では急激に発達する身体や精神の変化に感覚や神経がついていけないことがあります。
また軟骨も残っている場合が多く、この時期に事故や運動などで怪我をしたらしっかりと治療をしないと後々体に不調をきたすことがあります。
運動の頻度も高く、外部からの刺激に身体が対応しやすい時期でもありますので日頃のケアが非常に大切になります。
思春期以降は社会的なストレスや運動習慣の現象などで肉体の不調が起きやすいと言えます。
乳幼児期や思春期の怪我や病気の影響が全身で出やすいのもこの時期です。
自覚症状を感じることがあれば我慢せずにしっかりと原因の検査と治療を受けることで日常生活を出来る限り快適に送ることで肉体、精神の両面のストレスを軽減することが出来ます。
高齢になってくるとどうしても組織の水分保有量などが低下して組織の柔軟性が低下します。
これにより骨折や周囲の組織で代償していた過去の負傷などの代償が効かなくなり劇的に症状が悪化する場合も珍しくありません、また全身の問題と局所の問題は密接に関係するため、気になる症状が1つでもあれば一度全身の調整を受けることをオススメいたします。