日常生活やスポーツで肘を酷使することは少なくありません。
肘は前腕にある2本の骨と上腕骨から成る複合関節で、肘関節を構成する骨には多くの筋肉、靭帯が付着しており、特にスポーツなどによって繰り返し衝撃が加わることによって靭帯、筋肉、筋膜、骨といった組織に負荷がかかって損傷が起こることで痛みが生じます。
また、スポーツなどで腕を使う場合は足腰を含めた体の他の部位との連動が必要不可欠です。
使い過ぎによる痛みはもちろんですが、体の他の部位との連動が上手くいかなくなった結果として肘に負担がかかって痛みになる場合も少なくありません。
特に肘関節は肩関節と手関節(手首)という非常に大きい可動域を持ち複雑な動きをする関節に挟まれている関節ですので上下2つの関節から受ける影響と与える影響は両方とも非常に大きくなります。
肘の痛みの根本治療を目指すならばそういった他の部位の治療も必要になることがありますので、是非一度診察と治療をご検討下さい。