股関節は立った状態で上半身と下半身からの力を骨盤と一緒に受ける非常に重要な部位です。
また股関節には体幹から下肢へ伸びる血管、神経が通り、それらが圧迫されやすい場所でもあります。
股関節は骨盤全体と連動して動くため、股関節の痛みと思っていたものが骨盤からくる痛みである場合も少なくありませんが、その骨盤も内臓によって運動や角度に影響が出ます。
つまり股関節は腰の神経、骨盤、内臓、血管、下肢といった多くの部分から影響を受ける部位になります。
実際に腹部、骨盤部の内臓の影響によって股関節の動きや下肢の痛みとなっている方は多くいらっしゃいます。
痛みを長期間放っておくと慢性的な炎症に波及し、変形の要因となってしまいますので我慢をせず適切な治療を受けることをお勧めいたします。