以前にもお話しさせて頂いた気もしますがここ最近の新患の方、再診の方問わず非常に多くなってきているように感じられましたので環境の変化による体への影響について改めてお話しさせて頂きます。
季節の変わり目でもあり年度の代わり目でもあるここ数週間では急激な気温や気圧の変化や年度の変化に伴った生活リズムや環境の変化が起きると、もちろん個人差はありますが一般的に人の身体は緊張状態になってしまいます。
緊張状態というのは一般的には自律神経系の交感神経系が興奮している状態ですので、血管を含むほとんどの組織が収縮してしまうので動きや容積が小さくなったりして局所に血液が流入し辛くなったりします。
本来であればこの緊張状態はあまり長時間は持続せずに解消されるのですが、あまりに急激な変化であったり緊張状態が長く続いてしまうことで交感神経の興奮状態が解消されず慢性的な動きの減少や血流の低下が起こってしまいます。
そうすると組織が収縮し続けてしまうことによって筋肉のコリや疲労感が抜けなかったり、老廃物の排出が上手くいかず局所にうっ滞しやすくなったりします。
特に最近は頭蓋や肋骨の周囲の組織や関節の機能の低下と頭の中の液体のうっ滞といった症状や状態の患者様が非常多いので頭痛、首肩のコリ、眼精疲労、呼吸のし辛さ、頭重感、うつ様の症状といった不調でお悩みの方が多くなってきているのではないかとかと思いますので思い当たる方は是非一度御相談下さい。