自分の姿勢が後傾していると言われても多くの方はピンとこないかもしれませんが、姿勢が後継している方は中高年の方に特に多くなってきます。
姿勢の前傾と後傾を主に決定しているのは骨盤であり、骨盤が後傾するとそれに続いている腰椎も後傾してしまいます。
その結果、脊椎がS字のカーブを上手く描けなくなって脊椎、骨盤に大きな負担がかかるようになる場合と、腰椎の後弯でバランスを取るために胸椎より上の脊椎が強く前傾する場合があります。
後者の場合、背中がすごく丸まって見えるため前傾姿勢と考えがちですが、大本の原因は骨盤部、あるいは過去の捻挫などの影響を受けた下肢にあると考えられます。
また骨盤の後傾には骨盤内臓器、女性であれば出産時の状況なども関わってくるため、より専門的な知識、治療が必要となります。
後傾姿勢は前傾姿勢に比べて体全体に悪影響が出やすい姿勢ですので是非一度しっかりと治療されることをお勧めします。