内臓が原因で腰痛が起こると聞いてピンとくる方は少ないかと思います。
内臓の炎症や癌で腰痛が起こることは比較的知られてはいますが、それ以外の要因でも内臓が原因の腰痛は起こります。
現代で一番多いと言われているのは腎臓の下垂が原因の腰痛です。
下垂の度合いにより段階分けがされており、悪化すると下肢の症状も併発して腰部脊柱管狭窄症などと誤解されることがあります。
また盲腸の手術歴などがある方の場合、盲腸を包んでいた膜と骨盤が癒着を起こして骨盤の角度が変わることで腰痛を起こす場合があります。
内臓は左右対称にあるものではなく、左右で発生頻度も変わってきます。
骨格を矯正しても筋肉をマッサージしても治らない腰痛でお悩みの方は内臓が原因である可能性を考慮に入れて是非一度ご相談ください。